Profile

プロフィール
広川雄一(仮名)、28歳。石川県出身。私立大学経済学部卒(写真部)。 大学を卒業後、ファーストフードチェーン店に就職。入社から6年、先輩社員の退職がきっかけで、行政書士の資格を目指すようになる

(c)2009 行政書士 合格体験記

(11)仕事を辞めて、即座に行政書士に登録することにした。登録の費用はやはり僕の寂しい懐事情にはこたえる金額だった

僕はちょっとばかし迷った結果、やっぱり早めに行政書士になることに決めた。
仕事をやめるわけだし、行政書士としてさっさと活動したほうがいいだろうという結論を出した。いきなりの開業は、やっぱり怖いといえばこんなにも怖いことってないんだけど。。。

こう見えても僕にだって、なけなしの貯金くらいならある。それを使って登録の費用はまかなえる。噂で聞いてたから覚悟はうすうすしていたけど、やっぱり行政書士会に登録するときは、30万円近くかかる(はっきり書くと、26万円ちょっとだった)ことが改めてわかって、軽くめまいを覚えた記憶があるけれど。。。

それに、開業するにあたって買い集めないといけないアイテムだってバカにならない。あと、当座の生活費だってバカにならない。新米の行政書士に、いきなり案件が舞い込んでくるとイメージするほど、僕だって世間知らずじゃないから。。。

ここで僕は、ひとつのノルマを自分に背負わせることにした。それは、「石川の親父に援助してもらうことは、極力避けること!」。親父に泣き付いたらしぶしぶ助けてくれるかもしれないとは思った。でもそれは最後の一手にしないとだめだろうと。

とにかく登録資金を銀行から下ろして、手続きを終わらせると気分が確かに変わるような気がした(ひとまずは自宅開業することにしたので、書士会の人には部屋に来てもらったんだけど、そのときにやってはいけないことなんかをクドクドと念を押されたのが、どういうわけか頭にくっきりと残っている!)。正直、僕は賃貸暮らしなのに自宅開業ってこんな狭い部屋でもOKなのかって、ちょっとあっけにとられたかな。

まあ登録が完了すると、もう後戻りはできないみたいな気分になって、自分で自分を追い込んでる感覚になったかな。まあ、どこかからお金借りて開業する人と比べたら、よっぽどましだったはずなんだが。。


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